新興国向けエントリーモデル「Bamboo One」を2011年より投入
株式会社ワコムは、成長が著しいインド市場での事業基盤を確立させるために、現地法人Wacom India Private Limited(所在地:ニューデリー)を設立し、本年11月1日より営業を開始します。さらに、新興国コンシューマ市場向けに開発したペンタブレット新製品Bamboo Oneをインドにおいて2011年1月より販売開始する予定です。
当社は1995年からインドの販売代理店などを通じて製品販売を始めました。現在までにプロフェッショナル向け製品を中心に、映像、アニメーション、グラフィックデザインなど、同国ですでに主要な産業となっているデジタル制作分野で利用され、高い評価を受けています。当社は現地法人の営業開始を機に、パートナー企業との関係をさらに深め、販売ならびにマーケティングを強化して現地での事業基盤を確立します。
インドにおいては、当社のプロフェッショナル向けペンタブレット「Intuos4」シリーズと「Cintiq」シリーズが映画、アニメーション、グラフィックデザインなどの制作分野で幅広く利用されています。その一方でPC市場が急速に拡大していることを鑑みて、すでに販売しているコンシューマ向けタブレットBambooシリーズのさらなる普及を目指し、エントリーレベルのペンタブレット新製品Bamboo Oneを2011年1月より販売開始します。本製品はPCを直感的に操作したり、簡単なお絵かき/イラストを手軽に楽しむことができるタブレットで、価格も購入しやすいレベルに設定しています。当社は本製品の発売により、インド市場での製品普及とブランド認知度の向上を目指します。
インドにおいてはプロフェッショナル分野とコンシューマ分野に加えて、医療、教育、金融などの業務用途においても当社の液晶ペンタブレット製品需要が伸びると見ています。今回のインド現地法人の営業開始を機に、当社はこれら全ての分野でユーザインターフェースソリューションをトータルに提供していきます。
株式会社ワコム 代表取締役社長 山田正彦のコメント
「インドで特に急成長しているクリエイティブ産業に当社の高性能・高品質なUIソリューションを提供することで、さらなる発展を支援したいと考えています。当社がインドで成功を収めるためには、販売代理店などのパートナー企業との協力が欠かせません。当社はグローバルに事業を展開する企業として、インドをはじめとする新興国の経済成長と競争力の強化に貢献したいと考えています。」
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